あなたはナンデ先生に?Twitterでバズった内視鏡スペシャリストに聴く!
毎週月曜日、「あなたはナンデ先生に?」と題して、様々な医師の軌跡と展望を聴いています。
今回は、Twitterでバズった内視鏡スペシャリストと対談を行いました。
―まず、医師を目指したきっかけを教えて下さい
「野球を小さいときからしていて、本当は野球コーチを目指していた。ただ途中で、獣医だった家族の影響もあり、医師として野球に携わるのも良いな、と思ったのがきっかけだった。」
―今の消化器内科医、内視鏡医とは随分異なるんですね?
「最初は整形外科を目指していた。ただ元々手を動かすのが好きで、初期研修を開始したあとは、外科医になろう!と変わった。ただ、初期研修2年目、外科医になる前に消化器内視鏡を学ぼう、と思って選択した消化器科ですべてが変わった。内視鏡が楽しかったし、自分自身の手技にも自身を持った。そして何より、ESDという根本治療ができる、ことが大きかった。」
―内科医で癌の根本治療ができるのは大きいですね!ただ、他にもいろいろな病院がある中で、ここにずっと残っている理由はありますか?
「内視鏡の経験数が多いことが、後期研修選択を行った大きな理由だった。もう一つの大きな理由に、その時の指導医の存在もあった。厳しくて何度も喧嘩したが、それでも自分を成長させてくれた先生だった。そして後期研修後も残っているのは、何でも患者さんのためになることなら任せてくれるから。他の病院ではやはり色々な障壁があるが、それを自分くらいの学年であっても、しっかり根拠を示せば一緒に進めさせてくれる。」
…続きます