あなたはナンデ先生に?MAHOUT(象使い国家資格)を持つ総合内科専攻医に聴く!
毎週月曜日、「あなたはナンデ先生に?」と題して、様々な医師の軌跡と展望を聴いています。
今回は、MAHOUTという象使い国家資格を持つ総合内科専攻医と対談を行いました。
―まず、医師を目指したきっかけを教えて下さい
「小さいときからやんちゃで、怪我が多かった。何回も大きな怪我をしていて、医者から「もしかしたら今日明日が山場かもしれない」と言われたことが数回あった。それでもなんとか乗り越え元気に暮らしていた中学生の時、階段を下っている最中に突然「医者になろう」という落雷が落ちた。」
―・・・どういうことですか?
「いや正直に言っているだけなんです!本当に落雷が落ちて、あ、そうか医者になろう、とそこから一気に思うようなった。それまで全然考えていなかったので自分でも不思議だけど、そうなんです。」
―・・・そのあとはどうだったんですか?
「そこから必死に勉強した。中学校の時めちゃくちゃ成績が悪く、校長に呼び出されたこともあったが、いやそれでも自分は医者になる、と思って、適度に遊びながらも、しっかり勉強した。その途中で自分の人生を変えた出会いもあった。それは予備校教師で、とても厳しい数学の先生だった。何度もきついことを言われたが、最後にとてもいい話を聞かせてくれた。」
―是非聞かせてください!
「今まで厳しいことをたくさん言ってきた。それはどうしてだと思う?これから君たちは大学生になる。大学生になったら、もっと厳しいことがいっぱい訪れる。ただ、その中で、日本を背負って、世界を変えていく立場に君たちはある。その時に、君たちは自分でそれを乗り越えなければならない。そして、人のために生きるような人間になってほしい。そのために、その糧になるように、なるべく世界を見なさい。先生は世界を見てきた。何人も当たり前に人が亡くなっていく様をみてきた。我々先進国にいる者たちは、その事実を知らなければならない。その義務がある。だから、こんな厳しいことで躓いてほしくなかった。世界を変える、人を救う、そんな人間になってほしい。」
―めちゃくちゃいい話・・・
…続きます