入院部門では病院総合医を掲げ、全診療科の内科的管理を担っています。急性期病院としてできる内科的治療を、非内科領域の疾患で入院となった患者さんにも、必要性を判断し、提供することを目指しています。特に外傷整形外科に入院する骨折患者の多くは内科的疾患を抱えており、週2回の総合診療科×外傷整形外科他職種カンファレンスを通じて、整形外科領域にとどまらない総合診療を実践しています。看護師、リハビリ、医療ソーシャルワーカーなどコメディカルからの内科的問題提起も受け付けるよう工夫しており、今後は他診療科にも間口を広げ、さらに入院患者さんの生活を良くできるよう活動していきます。